石垣島〜最終日〜

台風による航空機の欠航や、高速道路の通行止めを乗り越えやって来た石垣島の旅も本日が最終日。

特に予定もなく島内をレンタカーで回る事にしました。天気も上々でまさしくドライブ日和って感じ。

島内をぐるりと一周するぐらいの時間があったので、まだ行った事がなかった玉取崎展望台に向かってみました。


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絶景です。高台にあるため風も本当に気持ちよく、これぞ石垣島と言った感じ。あれこれ書いても伝わらないのでとりあえず写真を見てチョ。

玉取崎展望台

玉取崎展望台を後に、レンタカーに給油。全日空ホテルでシーフードカレーを食べ空港に向かい、旅を終えました。
(海沿いの道を車で走るのもよいですが内陸の農道ってのも一興ですよ。ほとんど車いませんし。)


人にもよると思いますが、島民の方々は彼らの言うところの「本土の人」と話したがる様に思います。『今日は何処に行って来たの?』とか『○○の飯屋がオススメだよ』とか。これが南国独特の開放感なんだなーと思いました。

そしてその開放感が癖になり、何度も石垣島に来る人も少なくないんだろうなー。なんて実感しました。

しばらく時期をおいて、来てみたいと思いました。

これにて2007年、石垣島レポートを終了させていただきます。ありがとうございました。

シーサー

石垣島のコンビニおにぎり

石垣島でのリゾート生活もいよいよ終盤となって来ました。

滞在4日目となり、ここにきてようやく南国らしい晴天に恵まれ「やっとかよ」って感じです。
明日には、家に帰るため、定番のお土産ショッピングへと公設市場に向かいました。

石垣島観光のお土産には、とても便利で菓子類、地酒、肉、魚、フルーツなど何でもアリっといった感じ。
中でもオススメはパインナップル、ドラゴンフルーツなどの果物。

店の前には何とも言えないアマ〜イ香りがしており、思わず買ってしまいました。
思ったほど安くはなく、値段の方はアマ〜イとは、いきませんでした。でも東京で買うよりは全然安いですが。。。

パイナップル

リゾートホテルに4日もいると、豪華な食事や地元の麺類にも飽きはじめ、コンビニでグルクンの唐揚げと海ぶどう、それとおにぎりという簡素な夕食をとる事にしました。

しかし、予想に反してこのコンビニのおにぎりがうまい!!塩が違うんです。おそらく、石垣産のあの塩を使っていると思われます。(ウラ取りしてませんが。)

ある意味かくれ名物と言ってもよいでしょう。オススメです。(^0^)

石垣島に来て一番『よかったなー』っと思うのは、風景や潮風なんかが醸し出す何とも言えない[時間]ではないかと思います。

石垣島の夕焼け海

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プライベートビーチ

波照間島での半日程度の短い観光コースを終え、石垣島に戻ろうと、港の桟橋にやって来ました。

何度も書いている様に台風の余波で小雨まじりの、およそ南の離島に似つかわしくない天気でした。

何故か桟橋には、観光客っぽくない若者たちが集まり始めていました。

「なんだろう?」っと、考えながら船の船室に降りて行きまどろんでいました。

程なくして、汽笛が鳴り船が出航していきます。ふと、先ほどの桟橋の方を見ると[観光客っぽくない若者]が大きな声で仲間を見送っていました。

後になって考えてみると、バックパッカーだったんですな。その情景たるやほとんど、映画のワンシーンの様でした。

その後、港を出た船。確かに船に乗ったつもりですが、それはもしかしたら違う乗り物に乗ったんじゃないかと思うほど船は揺れました。っと言うか跳ねると言った方が伝わるかも。

天井高2m弱の船室の天井に座った状態で頭がぶつかるのではないかと思えるほどでした。

しかし、その緊張感からか程なくして爆睡モード全開となり気がつくと石垣島のターミナルに到着していました。

夕飯に行った店で地元の方に教えていただいたプライベートビーチの様な隠れスポットがあるそうです。

地元の方にもあまり知られていないそうですので、詳しくは言えませんがこの辺りです。


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ただしハブには注意です。崎枝中学を背にして左折出来るあぜ道をさがすと。。。(海岸近くまで車で行けるよ)

tag:プライベートビーチ

ハテンマ その2

少し、間があいてしまいましたが、続けたいと思います。(^^;)

ガイドの方の話によると、波照間島には一軒しか魚屋が無いそうです。殆どの島民は、自分で釣って来るからだそうです。それでも体の弱いお年寄りの方なんかのために、とりあえず一軒のみ営業しているそうです。(あまり客はこないらしい)

ガイドブックには自転車、スクーター、レンタカー(要予約)などでも島を観光できるとありますが、やはり初めての方には、ガイド付きマイクロバスがオススメです。

ガイド付きってのは、もちろんの事ですが、道がかなり起伏があり険しいのです。私見ですが、自転車は殆ど無理ですね(^。^)

波照間島一周道路ってのも近年できたらしいのです。道の両サイドに5〜6m幅の歩道と、それに街路樹がセットになった『国の基準道路』ってのが、それらしいのですが、誰ひとりとして、歩道なんて使わないそうです。車が殆どいないから。。。(笑)

人が通らない歩道の街路樹の地面からは、雑草がのび放題。ほとんど歩道が隠れる勢いです。

それでも除草剤は撒けないそうで。野生のヤギが草を食べ、ゆくゆくは自分たち人間にも巡って来ると考えているからだそうです。

島巡りの観光コースもそろそろ終わろうという時、波照間空港から2日に2便の小型コミューター機が飛びたって行きました。

短い滞在時間ではありましたが、島には都会暮らしには無い『ゆるりとした空気』が満ちていたように思います。

次に来る時は、是非ステイで。

日本最南端之碑

ハテンマ

波照間島は日本最南端の有人島で、地元の人たちはこの島を「ハテンマ」と呼ぶようです。

最南端ってのもそうなんですが、奥田英朗(著)『サウスバウンド』を読んで無性にこの島に行きたくなってしまったのも、この波照間島を目指した理由です。

高速艇でおよそ一時間。島に着き小型バスにて観光することに。

波照間島で目立つのは観光客と野生のヤギ。(馬もいるらしいのですが、あまり見かけなかった。)

当然の事ながら島の人々は、サトウキビの収穫に大忙しといった感じでした。

台風の余波のためかあまり天気もよくなく、かなりの強風が吹き荒れていました。(体感で風速10メートルって感じ)しかし聞くところによるとこれが普通で、これくらいはまだ静かなほうだとか。

台風の時には、岬に小型自動車ぐらいの岩が打ち上げられるとの事!!写真奥の2つがそれ!!!!。(@0@)

台風で波照間島に打ち上げられた岩


大自然の驚異を目の当たりしたってとこでしょうか。

島の若い衆は、ほとんどが出稼ぎに行ってしまい残った人々は「島は自分たちで守る」という意識が強くあるようで、落ちている釣り糸やゴミをガイドしながら拾っていたのが印象的でした。

次回は、もう少し波照間島について。

まるで、水族館!

そんな、こんなのバタバタモード全開の中、ようやく那覇空港に到着。まるでさっきまでの嵐が嘘のような

超ドッピィーカンの快晴!

超ドッピィーカンの那覇空港

持っていた傘が急に重く感じ、空港のゴミ箱へ捨てました。(ボロボロだし)
この後、約2時間後、石垣島へ到着。諦めかけていた旅が[今!]始まろうとしていた。

今回2回目となる石垣島。前回来たときと違い土地勘もあるし、見所などもちゃんと予習してきた。(ズボンの下には海パンはいてるし)

レンタカーをゲットし吉原ビーチへGO!

海の中はほとんど水族館!クマノミや瑠璃色琉球スズメダイ(だったかな)魚たちのパラダイスの様でした。(海物語?)

泳ぎ疲れ浜辺で休んでいると何処からか大きな太鼓を持った地元のおじさんがやって来てそれを鳴らし始めた。
(浜辺で練習だとかだそうで)

時刻は夕刻にせまり、心地よい太鼓の音と潮風。ゆっくりとした時間が流れ始めた。。。

次回は離島のレポートです。お楽しみに!!

tag:石垣島 ホテル

すべては忘却の彼方へ

羽田空港内で天候調査中のアナウンスを聞いてからおよそ一時間が経過。

『…7時45分発、沖縄行きの○○○便より運行が決定いたしました。それ以前の便は全て欠航とさせていただきます…』

「ラァッキィィィー!!!!!!!」

マジで!!((@▽@))ほとんど、奇跡!!!!!

こんな事ってあるんですね?!私めの搭乗する便から運行が決定したのでした。

しかし、搭乗便の欠航が決まった方々は、疲労困憊の体を奮い立たせ長蛇の列につき、払い戻しの手続きをする事になるのでした。

写真左側が払い戻しの人の列。奥まで続いています…!!どんだけぇ(・.・|||)

羽田空港で払い戻しの列


そして搭乗手続きをし、定刻より約10分遅れで出発。(後で知ったのですが、この便以降、軒並み1時間以上遅れたとか…)

機内では皆さん安堵した様子と、妙な一体感が漂っているように思いました。

上昇し、上空1万メートルの雲海へ。下界での出来事などすべては忘却の彼方へ。

いよいよ石垣島へ!!続きは次回!

乞うご期待。

台風にやられちゃってます

会社員の方々なら誰でも経験があると思いますが、休暇前の数週間って異常なほど忙しくなりますよね。

その上、やっと取れた休暇も飛行機の欠航で潰れてしまう…。こんな理不尽な事、あっていいはずがございません。

でだ。ネット予約にて別途、航空券を購入する事を決意。この時点では、台風はまだ関東地方に上陸しておらず、明朝7〜8時ぐらいに最接近するという予報でした。

つまり、何時の便を予約すれば良いのか。という事については全くの勘!!!

翌朝8時にはもう大丈夫だろうと根拠もなく航空券をゲット。(因みにスーパーシート。残り5席でした。)

そして明朝。台風は去っているどころか最高潮の超ピークって感じ(^◇^;)

横風に煽られながら首都高を羽田方面へ。なんとか空港に着くとそこには観た事もない光景が…。

やられちゃってます。みんな台風にやられちゃってます。

出張帰りのビジネスマンも、ディズニーランド帰りの女子高生やファミリーも。空港で足止めをくらい疲労困憊。

「災害用毛布」なんてのを支給され床で寝てたりしていて、どっかの避難所の様な有り様。

そして最重要事項として、私めが予約した飛行機は天候調査中。つまり飛ぶか否かまだ、決定していなかった!!!!

果たして、夏期休暇はどうなるのか。

続きは次回!


機体繰りって???

旅行って目的地が遠くになるほど、あるいは、滞在期間が長くなるほど、計画が綿密になると思います。

そんな考えからか、遠路&長期滞在となる石垣島への旅行は、前年の夏から何となく計画を立てたりしてました。

2007年9月12日。1週間ほど前に発生した台風が東京に最接近しようとしてました。
前日あたりから降り始めた雨は、暴風雨と化し勤務地のオフィス街は、「This is a 台風」って感じぐらい分かりやすい超悪天候!
石垣島への出発を明日に控え夕方のニュースをヒヤヒヤしながら観てました。

「…次に空の便ですが、日本オーシャントランス航空○○○便は、機体繰りがつかず欠航が決まっております…」と、テレビのアナウンサーの声。

ってオレの乗る便じゃん。とりあえず搭乗便が欠航ってのは理解した。

で。。。機体繰りって何?

天候不順による欠航ってのを初めて体験するオレにはそのときは、理解できなかった。
要するに飛行機が石垣島から羽田へ戻ってくることが出来ず、そのため明日の便はなくなったって事がこの[機体繰りがつかず]の意味するところだった。

旅行を中止するか否か…続きは次回。


石垣島の概要

寒い季節には、どうしても温かいところへ行きたくなりますよね。

沖縄は冬に人気の観光地のひとつです。最近では修学旅行でも沖縄へ行く学校が増えているようです。

その沖縄県の中でも、石垣島は沖縄本島の次に人気があります。沖縄まで行ったなら是非、石垣島まで足を伸ばしてみてはどうでしょう?

本島とは違った、離島ならではの魅力を楽しむことができるでしょう。

石垣島は沖縄県石垣市にある島です。石垣島は八重山諸島に含まれ、これらの諸島の政治・経済・教育・交通などの中心地となっています。

石垣島の面積は約222.6平方kmです。沖縄県内では3番目に広い島です。一番はもちろん沖縄本島です。

2番目は西表島、そしてその次の3番目に広い島が石垣島です。人口は約4万5千人ですから、本当にこぢんまりとした島といえるでしょう。

石垣島は沖縄県に属します。しかし沖縄県の県庁所在地である那覇市との距離は410km以上です。その距離はなんと、東京と大阪の間の距離に相当するというから驚きですよね。

逆に台湾とは270km程度しか離れていないのです。

名古屋や大阪からは沖縄本島を経由して、石垣島を通り台湾へといたる船のコースもあります。

もちろん飛行機で行ってしまえば本当に近いですが、たまにはのんびりと船で海を楽しむ旅を経験してみてもいいかもしれませんね。

石垣島は地理的には沖縄の那覇はもとより、その他の地域よりも台湾に近い場所に位置しているといえます。

石垣島の地勢

石垣島は八重山諸島に属します。

北緯24度20分4秒、東経124度9分22秒です。
面積は222.64平方キロメートルの小さな島ですが、それでも石垣島が属する沖縄県のなかでは、沖縄本島が1番、2番目は西表島、そしてその次という3番目の大きさを誇ります。

東シナ海に所在する石垣島ですが、その島はどのような形をしているのでしょうか?

石垣島を上空から見下ろすと、ほぼ正方形に近い形をしています。

北東部には細長く平久保半島が突き出たかっこうをしています。島の中央からやや北にかけて標高526mの於茂登岳が広がっています。

意外に思われるかもしれませんが、これは沖縄県の最高峰です。この山を含み、これよりも北へ向かっていくと山がちとなっています。

海というイメージが強い石垣島ですが、このあたりは少々イメージしているものとはことなる景観が広がります。

一方、南部に回るとまた違う石垣島の魅力に出会えます。南部には隆起サンゴ礁の平地が多く広がっているのです。

人口も南部側に集中しています。南部へは宮良川が広がっていますが、その他にはあまり大きな川はありません。

沖縄、特に石垣島では、普段なかなか目にできないすばらしいサンゴ礁を楽しんでください。

サンゴ礁というのは造礁サンゴの群落によって作られた地形の一つで、日本では南西諸島や伊豆諸島、小笠原諸島などで見ることができます。さらに小規模なものならば日本本土でも見ることができます。

石垣島の気候

さて石垣島の天候は?

日本本土と比べればもちろん断然温かいことは確かですが、やはり1月には寒くなります。

残念ながら石垣島といえども、年中泳げるというわけにはいかないのです。

1月から2月にかけては、石垣島でも寒い日が続きます。石垣島でコタツで温まる生活はちょっと、想像しがたい気がします。

しかし、地球の温暖化の影響でしょうか、最近では最低気温が13度以下になることは珍しいようです。

3月、4月は、天気の良い日は長袖では暑いくらいになります。季節風の影響から、海は荒れます。天気も不安定で曇りがちです。

晴れた日には、初夏のように暑くなるので、少々我慢すれば海にもそろそろ入れるようになるのもこの季節です。ただし、海の水温はまだ23度ほどなので、泳ぐのはもうちょっと待った方がいかもしれません。

5月、6月のゴールデンウィークは、晴れればもう夏のようです。海も暖かくなりますから、本格的な水泳シーズンももうそろそろです。

ゴールデンウィーク明けから梅雨が始まります。6月中旬までは大量の雨が降ります。実際その降り方は想像以上です。

1時間ほど大粒の土砂降りの雨となり、また晴れ間が見えてくるという感じです。本格的な夏空は、6月下旬からです。

7月は、前半は天気も安定します。台風も少ないです。日中は酷暑となりますが、夕方から過ごしやすくなります。

8月は、気温はさほどではありませんが、太陽の直射は強烈なので、まさに酷暑です。日中はゆっくりと昼寝を楽しみ、夜涼しくなってから活動開始です。大きい台風は、8月後半から9月にかけて多くなります。

9月は後半には朝夕冷え込みますので、体調管理が大切です。肌寒く感じられる日もあります。

10月は、台風さえこなければ海も安定し、天気も比較的過ごしやすいです。

11月になると、北風が吹いてきます。まだ泳ぐことも不可能ではありませんが、もうほとんど人影がまばらになります。11月になると徐々に冬型の気候が多くなり、長袖が必要となります。

農業と畜産業

石垣島の北側は山ですが、南側は平野が広がり農業や畜産業が盛んです。

石垣島での農業は、サトウキビ16億円、葉タバコ10億円、米4億円、パイン3億円などが生産高からみた様子です。しかし、牛、特に黒毛和牛の取引高は40億円以上もあるから驚きです。

石垣島では、2.5万頭〜3万頭の牛が飼育されているのですが、石垣島で飼育されるのは子牛の頃だけで、8ヶ月になるとほとんどが全国各地へ出荷されていきます。

したがって、石垣島で飼育されているのは、ほとんどが子牛を生むための雌牛であり、食肉用ではありません。

私たちが松坂牛、神戸牛、などといって食べている牛たちのなかには、子牛の時代は石垣島で育っていた牛もいるかもしれないということです。

現在、石垣島では、石垣島ブランドの牛として売り出すことが計画されています。

石垣島を訪れると、おいしいステーキのお店がたくさんあります。目の前で焼いてくれるお肉のおいしいこと!是非、立ち寄ってみてください。

農業はサトウキビが有名です。サトウキビは茎の部分を20cmほどの長さに切って、畑に植え付けていきます。すると芽が出て成長し、茎の部分が伸びてくるのですが、冬になるとススキのような白い花穂が出てきます。

こうなると、成長を止め糖度が高まり、そろそろ収穫となります。例年、12月中旬〜4月が収穫期となり、農家は忙しくなります。

その他、葉タバコの生産も盛んです。葉タバコは、いろいろなタバコのブランド、たとえばセブンスターといったブランドの材料となります。

マングローブ

石垣島のほとんど唯一ともいえる大きな川である宮良川の河口には、マングローブが広がっています。

石垣島のこのマングローブは、国内最大の面積をもつといわれています。また西部の名蔵アンパルは、2005年にラムサール条約に基づいて登録されました。

保護すべき貴重な湿地として世界的にも認められているのです。

そもそもマングローブというのは、どのようなものなのでしょうか?

マングローブというのは、熱帯から亜熱帯地方の河口汽水域にある塩性湿地に生育する森林です。

マングローブは別名「紅樹林」または「海漂林」と言われることもあります。マングローブという場合、その用語は「森林全体」をさす場合と、森林を構成するそれぞれの「種」を表す場合があります。

混乱を招くことがあることから「森林全体」をさす場合を「マングローブ(林)」といいます。一方、個々の種を表す場合は、「マングローブ植物」とされ、使い分けがなされるのが一般的です。

森林全体を指す場合を「マンガル」といい、種をさす場合には「マングローブ」として区別することもあります。

マングローブは、東南アジア、インド沿岸、南太平洋、オーストラリア、アフリカ、アメリカなどに分布しています。

日本においては、石垣島を含む沖縄県、および鹿児島県に分布します。

日本のマングローブ

マングローブは環境のバロメーターともいえます。年々、環境破壊が進む中で今こそ、積極的な保護の活動が求められています。

日本では、どこでマングローブをみることがきるでしょうか?

北限は九州南端の鹿児島県喜入町です。ここにあるメヒルギ群落がマングローブの北限といわれます。

これは特別天然記念物にも指定されています。しかしこれについては、移植されたとの説もあることから、自然の分布としては種子島が北限ともいわれています。

それよりも北となると、よく似た景観としてはハマボウの群落が時に似ているといえないこともありませんが、これほとんど広がりをもっていません。

伊豆半島ではメヒルギが植樹されて定着しています。ここが定着としては北限といえるかもしれません。

石垣島も含めた沖縄ではどうでしょうか?

沖縄本島では4種類、オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギモドキの生育が認められています。

ただし、ヒルギモドキは島北部の億首川の河口でしか見ることはできません。ヤエヤマヒルギとヒルギモドキは沖縄島が北限とされています。

その他には、島北部の慶佐次、南部の漫湖等でもマングローブ林を見ることができます。

石垣島ではどうでしょうか?石垣島では、6種類のマングローブの種が発達しています。

オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシ、ヒルギモドキ、マヤプシキです。

このうちマヤプシキは石垣島が北限といわれます。石垣島の島内では宮良川河口のマングローブが最も広大で日本最大とも言われています。国指定天然記念物となっています。

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サンゴ礁

美しい海で評判の石垣島の南側には、素晴らしいサンゴ礁が広がっています。

でも、サンゴ礁というのはいったいなんなのか?

改めて問われて、はっきりと答えられる人は少ないようです。

サンゴ礁というのは、造礁サンゴの群落によって作られたもので地形の一つの種類です。発達するのは、熱帯の外洋に面した海岸であるといわれています。

日本ではどこでサンゴ礁を見ることができるか、というと、南西諸島や伊豆諸島、小笠原諸島など南部の島嶼部です。

ただしサンゴ礁は水温18℃ほどまでなら形成されることがあります。そのため日本本土でも小規模なものならばサンゴ礁をみることができます。

たとえば対馬海峡以南と房総半島以南では、小規模ながらもサンゴ礁が存在します。これらの小さなサンゴ礁も含め、大切にしたい環境ですね。

では、そのような環境が礁サンゴの繁殖に適しているのでしょうか?

25〜30℃ほどの高水温で3〜4%ほどの高い塩分濃度が必要です。また浅いほうがよく、深くても水深30mほどの透明度の高い海域であることが必要でしょう。

世界的には、太平洋、インド洋、大西洋など、いずれも西側にサンゴ礁が集中しています。東側にはあまり見られません。

大規模なサンゴ礁でも河口域にはあまり見られません。これは地球の自転に関係しているといわれます。

造礁サンゴは数百種類あります。ミドリイシ、ノウサンゴ、キクメイシなどです。

これらは直径1cm足らずのイソギンチャクのような小さなポリプがたくさん集まって群体をなしたものです。

実際サンゴは様々な形をしていますが、これらはたくさんのポリプがそれぞれの種類によって独自にその骨格を形成してできています。

白保サンゴ礁

石垣島の自然の美しさでは定評があり、日本各地から冬の寒さを逃れた人たちが訪れます。

中でもサンゴ礁は素晴らしいものです。たとえば白保サンゴ礁は、沖縄県石垣島東部にある石垣市白保地区の海岸に沿って続いています。
南北約10kmで、最大幅約1kmにわたって広がる裾礁です。

この白保サンゴ礁には、世界有数の規模を誇ると共に北半球全体をみても最大と言われる、アオサンゴの大群落が広がっています。

その他にもハマサンゴの巨大な群落、マイクロアトール、ユビエダハマサンゴの群落が分布しています。そして30属70種以上の造礁サンゴの生息地といわれる、貴重な環境です。

現在、沖縄の多くのサンゴ礁はオニヒトデが原因による食害や赤土流出によって消失が危惧されています。

その中で白保サンゴ礁は、オニヒトデによる食害を免れています。良好な生態系を残している数少ないサンゴ礁とさえいわれているのです。

2007年8月1日に石垣島は西表国立公園に一部が編入されました。そうして西表石垣国立公園となったこのサンゴ礁の白保地区は海中公園地区に指定されました。

一方、石垣島には新空港を造ろうという計画が立案されたことがありました。しかしこの計画に対しては新空港の環境への影響が懸念されています。

1979年に計画が発表されたのが、その「新石垣空港」です。当初は白保地区の沖合に海上空港として建設される予定でした。

これは「白保海上案」です。しかし白保サンゴ礁の重要性が認識されてきたことから、反対運動が高まりました。そのため1989年にはこの案は撤回されることになったのです。

その後、白保地区北部のカラ岳付近に空港を建設する案が出されました。

これが「カラ岳陸上案」です。最終的にはこれで決着し、新空港の着工が始まったのは2006年10月です。2012年度末には開港が予定されています。

tag:白保サンゴ礁

石垣島に移住

豊かな自然環境やゆったりとした石垣島の魅力に引かれ、石垣島への移住を考えている人もいらっしゃるかもしれません。

実際に石垣島に移住するという場合、どのような問題や準備が必要となるのでしょうか?

実際、石垣島に住むようになるからといって、費用がよけいにかかるということはほとんどないようです。

むしろ生活費は都会と比べると必要ないかもしれません。たとえば、持家は2,000万円ほどで郊外の100坪ほどの土地で十分にゆとりのある生活をできます。

家自体は小さいかもしれませんが、庭や周囲の自然が豊かですから、精神的にはずっと豊かな生活といえるでしょう。

行楽費用は、あくまで自然中心の楽しみを求めるのであれば、ほとんど費用らしい費用は必要ないでしょう。

公園も立派で設備が整っています。人口が少ないから何をするにもゆったりです。

サンゴ礁の海、バンナ公園など、車さえあればさほど時間がなくても、観光地にもなりそうなスポットへ行くことができますし、空いたなかで楽しめます。ガソリン代や時間、経費、いずれもさほどかかりません。

ただし、あくまで自分で出向いて決めることは大切です。電話やファックスだけのやりとりでは、実際に移住したときに思わぬ不便を強いられることがあります。環境や学校、交通事情などはきちんと確認しておくべきです。

ひとつ注意しておくべきことは、車が錆びやすいということです。海が近いから仕方ありません。特に車体の下部は錆止め塗装が欠かせないでしょう。中古車がいいのでは・・・と思います。

石垣島の自然

八重山諸島の交通・経済の中心である石垣島は、古くから開発が進んでいます。

マングローブの林など貴重な林が広がっていますが、森林の面積は多くありません。石垣島は北部は山がちで南は主に海岸が広がっています。

森林同様、生物も貴重な種類が多く生息しています。隣接する西表島と共通する種が多いのも特徴です。

ただしイリオモテヤマネコはいません。北部の米原のノヤシ林は貴重な林で、天然記念物に指定されています。

石垣島の生物は西表島と共に、固有の動植物つまり固有種が多いのが特徴です。中でも次の動物は、その名前に「石垣」がついている代表的なものです。

脊椎動物には、イシガキトカゲやイシガキカエルウオ、イシガキヒヨドリがいます。
昆虫には、イシガキトゲウスバカミキリやイシガキニイニイがいます。
その他の無脊椎動物としては、イシガキヌマエビがいます。

また、植物としてはイシガキスミレ、イシガキキヌラン、イシガキタキミシダがいます。

2007年8月1日には石垣島の一部、正確にはその面積の約3割にあたる約7,000haが西表国立公園へ編入されました。

それによって名称は「西表石垣国立公園」に変更されました。これにより、サンゴ礁で有名でかつて新空港問題で有名となった、

白保地区なども「海中公園地区」とされました。海中公園の面積は国内最大といわれます。

また、宮良川河口にはマングローブの林が広がり、国内最大の面積をもちます。

石垣島天文台

この島には、石垣島天文台という最新の天文台が設置されています。

石垣島は離島ということもあり、空気が澄んでいることから星の観察には適しているのでしょう。

石垣島天文台は自然科学研究機構国立天文台と石垣市、石垣市教育委員会、NPO法人八重山星の会、さらに沖縄県立石垣少年自然の家という5つの機関が連携して運営しています。

昼間の見学は自由ですから、立ち寄ってみるのもいいでしょう。夜間は天体観望会が行われています。

さらに深夜は研究観測が行われているのですが、では、ここではどのような研究観測が行われているのでしょうか?

主な研究は、惑星や彗星、小惑星などの太陽系内天体の観測です。

さらに、突発天体現象観測も行われます。突発天体現象観測というのは、超新星や新星、ガンマ線バーストを発見したなどの連絡を受けると、すぐに観測を行うものです。

現在(2007年11月)は、「かぐや」による月探査計画が進められています。探査機の位置を確認する、といった観測業務が深夜に行われているのです。

この石垣島天文台に設置されているのは、105cm光学・赤外反射望遠鏡です。

「むりかぶし」という愛称で親しまれています。これは、沖縄方言で「星の群れ」を意味します。つまり、「すばる(プレアデス星団)」のことです。

石垣島天文台の住所です。
 〒907−0024 沖縄県石垣市新川(あらかわ)1024−1

一般見学で施設が公開されています。また事前の申し込みによって天体観察会もあります。