石垣島の日常生活

数ある離島のなかでも石垣島は、特に辺境というイメージがあるかもしれませんが、実際、石垣島での生活は本土とほとんど変わらないといえるでしょう。

食品は、本土から運んでくるものは多少高めなのは、しかたないともいえます。しかし海産物は石垣島近海で新鮮なものがとれますから、値段も安く新鮮です。実際、サンゴ礁の魚など、ちょっとびっくりしてしまうほど色鮮やかな魚がスーパーに並んでいます。

これらは石垣島ならではの食材といえるでしょう。
石垣島に行ったら、是非、地元のスーパーを覗いてみるのも楽しいかもしれません。

初夏から晩夏にかけては、カツオやマグロがとれます。そのため安価で新鮮なものが店頭に並び、食欲をそそります。

種類も豊富で、新鮮、しかも比較的安価な魚介に比べ、野菜は少々高めです。

特に、台風のあとにはかなりの値上がりが予想されます。島野菜を家庭菜園などで作っている農家もあり、郊外の青空市などで売られていることもあるようです。

また、生活雑貨は別として、そのほかではやはり手に入りにくいものもありますが、最近ではネットや通販が盛んですからさほど本土と違いはありません。とはいえ、配達料が割高になってしまうのが悩みの種です。

ただし、石垣島の場合、衣類の大半は夏物です。年間を通して4月から11月まで半そででいいのです。この間は、さほどおしゃれに気を使う必要がないという人もいます。

一方、冬になるとおしゃれへの関心が高まるようです。

マンタ

マンタが見られる海として、石垣島の海は有名です。

マンタと呼ばれることが多いですが、正式には「オニイトマキエイ」といいます。

英語名は、「マンタ・レイ」です。トビエイ目トビエイ科に属し、世界最大のエイといわれます。

大きいものとなると体の横幅が8メートルにもなり、体重は3トンに達するといいますから、このマンタが、海のなかをゆうゆうと泳いでいく姿を見ることはさぞかし感動的な情景であることでしょう。

マンタは、熱帯の海のごく表層を遊泳します。泳ぎながらプランクトンを食べているといわれますが、実際、マンタの詳しい生態についてはよくわかっていません。また、ダイビングのほかにも、いくつかの水族館ではマンタを見ることができる場所もあります。

マンタは、世界中の熱帯・亜熱帯海域に生息します。とくにサンゴ礁周辺でよく見かけます。

普段は外洋の表層を遊泳しているようですが、沿岸域でも姿をみかけることがあります。

日本近海では、石垣島の周辺海域が、マンタをみるための絶好のスポットです。

巨大な体躯のマンタは、魚類の中でも最大級の大きさといわれます。オニイトマキエイの大きさは、胸鰭の横幅、つまり体盤幅で表すのが一般的です。

頭から尾の先というのではないようです。平均的な個体では3メートルから5メートルといわれます。

マンタはダイバーたちの人気者です。おとなしい性格で好奇心が旺盛です。
人なつこいのです。

生息密度が高い場所もあり、さほどダイビングの経験がない人でも、大きなマンタと海中遊泳を楽しむことも夢ではないのです。

泡盛

石垣島には、どんなお土産があるのでしょうか?
自分が島でたっぷり楽しんだのなら、その楽しい思い出をちょっぴり家族やお友だちなどにおすそ分けしてあげたいですよね。では、お勧めのものをご紹介しましょう。

たとえば、「泡盛」などはいかがでしょう?少々、重いかもしれませんが、お酒好きのお父さんにはもってこいのお土産になるかもしれません。

また、宅配などのシステムもありますので、自宅に送ってもらうといいかもしれません。

泡盛(あわもり)は、お米を原料とした蒸留酒です。
黒麹によって発酵させたもろみを蒸留して作られます。黒麹というのは、黒麹菌を用いた米麹です。

泡盛は沖縄の有名な特産品のひとつです。そもそも原料のお米自体が日本酒とは異なっています。インディカ米を用いているのです。

主にタイ産の砕米が用いられています。なかでも3年以上貯蔵したものは古酒と呼ばれます。ちなみに、古酒は「クース」と読みます。

泡盛は戦前には、鹿児島県奄美地方でも製造されていました。しかし、現在は製造を中止していますので、まさに沖縄ならではの特産といえるでしょう。

また、沖縄で造られたものだけが、本場泡盛・琉球泡盛の商標をつけることができます。

最近は近年の健康ブームの中で、泡盛の製造時の副産物であるもろみ、酒粕を加工したものが「もろみ酢」として人気を博しています。

石垣島にも専門の泡盛のお店がありますので、是非お土産にいかがでしょう?

エコツアー

素晴らしい自然に囲まれている石垣島で美しい海に潜って、新鮮な魚介料理に舌鼓を打つ!

これだけでも十分、石垣島を訪れる価値はありますが・・・それだけで終わってしまうにはちょっともったいない気もします。最近のエコブームの中で、石垣島でもエコツアーが人気です。

小さなお子さん連れのご家族や、体力に自信のない高齢の方々、あるいは海に入るのにちょっぴり抵抗があるという方、そのような方々を対象として自然観察トレッキングや、バードウォッチングを行う企画が行われています。

サンゴ礁の海やマングローブの亜熱帯の森をゆっくりと回り、八重山の文化や自然を散策しながら人びとの昔から変わらない生活を説明してくれるガイド付きのツアーもあります。

その他にも、簡単な海遊びのコツを教えてくれながらビーチを回る、ビーチツアーもいいでしょう。

石垣島一周ツアーと称し、主な観光スポットを回りながら島の魅力を紹介してくれるツアーもあります。

これならば個人で石垣島を訪れた方々でも時間を無駄にすることなく島の魅力を満喫できます。最近人気は、地元出身のガイドさんによる、カヌー体験です。

マングローブが生い茂る宮良川をゆっくりとカヌーで下りながら、案内をしていくものです。

また、インストラクターと二人乗りで体験できるパラグライダー遊覧もあります。小さなお子さんには、洞窟探検も企画されています。

石垣島天文台

この島には、石垣島天文台という最新の天文台が設置されています。

石垣島は離島ということもあり、空気が澄んでいることから星の観察には適しているのでしょう。

石垣島天文台は自然科学研究機構国立天文台と石垣市、石垣市教育委員会、NPO法人八重山星の会、さらに沖縄県立石垣少年自然の家という5つの機関が連携して運営しています。

昼間の見学は自由ですから、立ち寄ってみるのもいいでしょう。夜間は天体観望会が行われています。

さらに深夜は研究観測が行われているのですが、では、ここではどのような研究観測が行われているのでしょうか?

主な研究は、惑星や彗星、小惑星などの太陽系内天体の観測です。

さらに、突発天体現象観測も行われます。突発天体現象観測というのは、超新星や新星、ガンマ線バーストを発見したなどの連絡を受けると、すぐに観測を行うものです。

現在(2007年11月)は、「かぐや」による月探査計画が進められています。探査機の位置を確認する、といった観測業務が深夜に行われているのです。

この石垣島天文台に設置されているのは、105cm光学・赤外反射望遠鏡です。

「むりかぶし」という愛称で親しまれています。これは、沖縄方言で「星の群れ」を意味します。つまり、「すばる(プレアデス星団)」のことです。

石垣島天文台の住所です。
 〒907−0024 沖縄県石垣市新川(あらかわ)1024−1

一般見学で施設が公開されています。また事前の申し込みによって天体観察会もあります。

石垣島の自然

八重山諸島の交通・経済の中心である石垣島は、古くから開発が進んでいます。

マングローブの林など貴重な林が広がっていますが、森林の面積は多くありません。石垣島は北部は山がちで南は主に海岸が広がっています。

森林同様、生物も貴重な種類が多く生息しています。隣接する西表島と共通する種が多いのも特徴です。

ただしイリオモテヤマネコはいません。北部の米原のノヤシ林は貴重な林で、天然記念物に指定されています。

石垣島の生物は西表島と共に、固有の動植物つまり固有種が多いのが特徴です。中でも次の動物は、その名前に「石垣」がついている代表的なものです。

脊椎動物には、イシガキトカゲやイシガキカエルウオ、イシガキヒヨドリがいます。
昆虫には、イシガキトゲウスバカミキリやイシガキニイニイがいます。
その他の無脊椎動物としては、イシガキヌマエビがいます。

また、植物としてはイシガキスミレ、イシガキキヌラン、イシガキタキミシダがいます。

2007年8月1日には石垣島の一部、正確にはその面積の約3割にあたる約7,000haが西表国立公園へ編入されました。

それによって名称は「西表石垣国立公園」に変更されました。これにより、サンゴ礁で有名でかつて新空港問題で有名となった、

白保地区なども「海中公園地区」とされました。海中公園の面積は国内最大といわれます。

また、宮良川河口にはマングローブの林が広がり、国内最大の面積をもちます。